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【LP】NATTY CHRISTMAS- JACOB MILLER feat. RAY I（GREEN)

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1978年にTOP RANKINGレーベルから発売された70年代を代表するルーツシンガーJACOB MILLERとディージェイのRAY-Iが歌うクリスマスソング集。耳慣れたクリスマスソングを「クリスマスに欲しいのはウィードだけ！」、「クリスマスなのに金が無い！」など、替え歌スタイルで笑えるネタを大マジメに歌い上げる内容は、ジャマイカ特有の南国クリスマスバイブスが詰まってます。ヴォーカルものとディージェイものと交互に収録されていて、歌ものダンスホールものが好きな両方のファンを楽しませてくれる一枚。サンタクロ−スに扮したJACOB MILLERがウィードの鉢を抱えてニッコリするジャケのイラストのインパクトも最高。（７０年代にこれをやっていたっていうポップさ！）赤・黄・緑色のラスタカラー３種類の版でドイツで再プレスされた復刻版。We wish you a irie Christmas and dancehall new year♪

-SONG LIST-（LP）
A1 Wish You A Merry Christmas
A2 Ahameric Temple
A3 Silver Bells
A4 Dreadlock Santa Claus
A5 All I Want For Ismas
B1 On The Twelve Day Of Ismas
B2 Deck The Hall
B3 Bruck Pocket Ismas
B4 Deck The Hall (With Lots Of Collie)
B5 Chronic Buzz Ismas


JACOB MILLER
1970年代のレゲエを代表する、あのボブ・マーリーに並ぶ人気を誇ったシンガー。ドレッドヘアーを振りながら、大きな体を揺らし、独特の間を取って歌うオリジナルシンギングスタイルはジャマイカのみならず世界のレゲエファンを魅了した。1974年、オーガスタス・パブロのもとで活動を開始、
1975年にはインナー・サークルのリードシンガーとして活動も始め、映画「ROCKERS」でも馴染みの深い彼の代表的名曲‘TENAMENT YARD’など多くのヒットを飛ばした。1978年にはレゲエ界の歴史に残るコンサート’ONE LOVE PEACE CONCERT’に出演。のちにボブ・マーリーと同じくイギリスのレーベル、アイランドレコードと契約を交わしたのも束の間、２年後の1980年、今から41年前、キングストンにあるホープロードで交通事故に遭い27歳という若さで突然この世を去った。

ジェイコブ・ミラー独特のカリスマ性を持つ楽曲とそのスタイルは、今もなおラスタアーティストのあいだでも深く愛され受け継がれている。近年のジャマイカのルーツブームにおけるネオ・ラスタアーティストの代表といわれるChronixxがカバーした’TENAMENT YARD’のヒットはレゲエファンの記憶にも新しい。惜しまれつつ突然この世を去ったジェイコブ・ミラー、短いシンガーキャリアにも関わらず、レゲエ界に残した功績とメッセージは偉大であり、これからも彼の楽曲は生き続け世界中のレゲエファンを魅了し続けていくだろう。

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